【動画】『羊たちの沈黙』(1991年日本公開)
FBI訓練生のクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、連続殺人犯のハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)に話を聞き、助言を得るという任務を課されます。
その任務とは、バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)という別の連続殺人犯の捜査に役立てるためのものでしたが、レクター博士の彼女へのレッスンは想像よりも実践的なものになっていきます。
二人の奇妙な交流は、私たちの記憶に残り続けられることでしょう。
○レビューまとめ
「名シーンがフラッシュバックする。
UHDで再販してください。」
「これをつまらないって言う人は若い人が多いんだろうなぁ。
映画館で観たのかレンタルビデオで観たのかはもう覚えてないけど、当時若いなりにかなり衝撃を受けた。ミステリーやサイコやサスペンスにハマった一作。ここ数年は週に2〜3本の映画を観る生活をしているが、これを超える名作には出会えていない。似たようなプロットの作品は数多くあるけどみんなカス。グロけりゃいいってもんじゃないし、どんでん返しの連続がいいってもんでもない。CG満載のド派手がいいって訳でもない。国土の広い国だからこその地下室に監禁とか、あちらの人達にはあるあるなのかなぁ。」
「知性が高く紳士的で、妖しい魅力がある猟奇殺人犯のレクター博士。ただ残虐なサイコパスなだけじゃない、その二面性に惹きつけられてしまう。
本当に異常者なのではないかと感じるくらい狂気に満ちた目。素晴らしい演技。
レクター博士が血を浴びたまま音楽を堪能するシーンが印象的。
レクター博士とクラリスの間に芽生えた精神的な繋がりは、奇妙だけど恋人と似たものを感じる。」
「1990年にして、この作品を手掛けたJ・デミ監督の当時の才能を感じる。2000年以降に製作された多くのサスペンスやホラー作品に多大な影響を及ぼしているのがよく解かる。これが20~30歳代くらいの映画ファンだと影響を受けた作品を見てから本作を見ているケースも多いと思うので衝撃度は低いかもしれない。
ジョディ・フォスターが演じたクラリスについては、日本の女優で演じ切れるレベルの人材は皆無だが、アメリカですら稀少だろう。」
「原作があるので、映画に疑問を言っても始まらない。アカデミー賞はじめ多くのタイトルを取っているし、ジョディ・フォスターのお気に入りらしいから良い映画なんでしょ。サイコスリラー映画が好きな人には良いかも。」