【動画付】90年代のおすすめ映画はコレ!

90年代のおすすめ映画を紹介します。

【動画】『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998年日本公開)

マット・デイモンロビン・ウィリアムズが共演した『グッド・ウィル・ハンティング』は、天才的な知能を持つMITの清掃員とセラピストの心の交流を描いた魅力的で心温まる物語です。

 

 清掃員のウィル・ハンティング(マット・デイモン)は、自らが黒板に解いた方程式からある教授にその才能を見出されます。非行を繰り返すウィルですが、この教授を通じて紹介されたセラピストのショーン・マグワイアロビン・ウィリアムズ)と交流する中で、人生の重要な教訓や自らの生き方を変えるチャンスを得ることになります。

 

○レビューまとめ

 

出演者みなさんの熱演で素晴らしい映画です。
けれど、きれい事すぎてウィルは結局何したいんだろ?彼女の所に行くのが最善なの?


数学者のが教授だけが人間的で良かったわ。自分より若く才能溢れたウィルに嫉妬もするけど、ウィルの才能と数学者の未来のために嫉妬よりも信念で動く。時には自分のライバルだった友人に感情を吐き出す。ウイルよりもっと深く掘り下げて欲しかったわ。


カウンセラーとウイルの交流もなんかよくわからないまま絆が深くなってるし、休暇取って旅に出るとか…ありきたりすぎだわ。


結局、旅に出たって人間の業はそんなに変わらないよ。
ギフテッド、その才能が欲しくてたまらない人間もいるのに、才能の無駄遣い
己の持っている才能を何故生かさない?凡人はそう思いますわ。

 

この映画をただの数学天才少年が心を開く、退屈で盛り上がりの乏しいストーリーと切り捨てるのは間違いだ。

 

若い頃のマット・デイモンが登場。
ラブストーリー要素があるけど、ヒロイン役に魅力がない。
外見だけでなく内面的にも。
悪いわけではないけど普通の人。
2人の関係もお互いに支え合う存在ではなく、ただのいちゃつくカップルにしか見えない。

 

ボストンは米国では珍しく歴史ある建物や風情ある景色で有名だが、黒人の多い貧民地区との格差が非常に大きい都市でもあり主人公が育ったサウスボストン地区と、ヒロインが暮らすハーバード大学近辺は一生人生が交わることがない地区とも言える。

貧しい地区での友人から、俺はここで一生終えるがお前は違う、と言われて目が覚める場面が印象的。しかし主人公の才能をなんとか生かすため彼を救おうとする大人二人の努力も半端なく、それぞれのキャラクターがいい。

 

公開当時、話題になりメディアも好意的に取り上げていたのを覚えている。
でもそんな風潮に背を向けるが如く自分はこの映画が好きになれなかった。
主人公は大学の清掃やビルの解体工事で働く青年だが実は数学の天才という設定


そんな主人公の周囲の人間が彼の才能を見出し彼を荒んだ生活から救おうと手を差し伸べるが小馬鹿にして嘲笑するだけ。


主人公に数学の才能があるから助けようとしている、という風にも受け取れる。
そんな魂胆を見透かしての嘲笑と考えればその理由も分かる。
でも最後には良い子ちゃんになって涙ながらに謝罪するのは感動というより拍子抜けした。