【動画付】90年代のおすすめ映画はコレ!

90年代のおすすめ映画を紹介します。

【動画】『ファーゴ』(1996年日本公開)

2人の殺人者を追うミネソタ州の婦人警官マージ・ガンダーソンを好演したフランシス・マクドーマンドは、第69回アカデミー賞でアカデミー主演女優賞を受賞しました。事件解決のために、必死に犯人を追う姿を観ると自然と応援したくなるものです。

 

 このコーエン兄弟が手がけた名作ダークコメディ作品には、他にもウィリアム・H・メイシースティーヴ・ブシェミが出演しています。

 

○レビューまとめ

 

想起されるのはコーエン兄弟の「ノーカントリー」で
ほんの些細なことから暴風化する暴力と
それを諦観するしかない警察という構図で
当然本作の方が先に作られているから
コーエン兄弟血脈の映画だなあと感じる。

ただ、これは「ノーカントリー」を先に観たが故にかもしれないが
暴風と化す暴力のシンボルとして
アントンシガーというカリスマ怪物を先に観ているせいで
本作の暴力性はちょっと弱いと感じてしまう。
ノーカントリー」繋がりでいくと
コーマックマッカーシー脚本の「悪の法則」がかなり近い物語。
本作の方が話のスケール感としては小粒だけど
まあ大体同じ話。

 

98分と比較的短尺で終始緊迫感の途切れない作りは見事と思うものの
もうウィリアムHメイシー出てくるだけで「失敗」が目に見えてる分
前述2作と比べるとまあそうなるよねという展開。
ブシェミはカッコいいけどね。

 

何が良くてこんな高評価なのかわからない。鑑賞していて胸糞悪くなる作品。ただ演者が良い演技しているから悪寒をもよおすというところはあるかもしれない。映画として何も残らない。評価に値しない作品

 

この兄弟監督の脚本、監督作品は自分のツボにハマってて好評価。
不条理さ、ブラックユーモアが秀逸。

この作品でFマクドマンドが主演賞を獲得したが、これだけが???
なんというか自然すぎる演技で、どこからどこまでが演技で、どこからが素地なのかが判然としない。
次のスリー・ビルボードは演技力がよく分かったんだが、、
そう感じるのは自分だけだろうか?

 

ブラック・ジョークよ
って言われてもピンとこないなぁ。

コーエン兄弟の作品はあまり見たことないけど
ちょっと私にはレベルが高いというか
理解不能なところがあって
これって笑っていいの?
真面目に観た方がいいの?
と複雑な気持ちになる。

 

狂言誘拐のブラックコメディ。
凄く面白かった。

大金持ちの義理の父親から金を騙し盗ろうとして妻を二人組の男に誘拐させる。

その依頼した男が、馬鹿なのがいけなかった。

展開はどんどん悪い方へ、そんな転落も自業自得の間抜けさが笑える。

そして主演は、この作品で主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンド
二度目のオスカー受賞作になった「スリー・ビルボード」とはまったく違う。

でもにこやかな笑顔の奥が恐ろしい。